ファミリー・コンステレーション

 

家族のつながりを、生きるチカラに変える。

 

 ・生きているという実感が湧かない
 ・人とのつながりが感じられない
 ・いつも自分の居場所がないと感じている
 ・不倫を繰り返してしまう
 ・何をするにも自信がない 


ファミリー・コンステレーションとは

 ファミリー・コンステレーションとは、ドイツ人の心理療法家バート・ヘリンガーが確立した、グループカウンセリング、セラピー手法の一つです。ファミリー・コンステレーションは、他のカウンセリングやセラピーとは大きく異なり、あなたが長年抱えてきた問題・課題を「家族システム」(※1)という観点から捉え、その問題をワーク(働きかけ)を通して観ていきます。

 あなたが抱える問題は、あなたが属する「家族システム」の中で生じている滞りや障害により、引き起こされている可能性があります。特に、長年抱えてきた辛さ・苦しさ・痛みや、何度も繰り返し起こること、そしてそれらは自分の人生の中でトラウマとなる出来事の経験や記憶がない場合には、「家族システム」から生じた可能性がより高まります。

 ファミリー・コンステレーションでは、その滞りや障害は何か、どこから来ているのかを探します。そして、その問題に対する新しい気づきや捉え方を共に見つけていきます。

 

 ファミリー・コンステレーションを受けた後に起こることは、実にさまざまです。ワークを受けている途中から、すでに劇的な変化が起こることもありますし、しばらくの間、何事も起こらない、変わらないように感じることもあります。とてもゆっくりで微細な変化かもしれません。

 ファミリー・コンステレーションでは、問題の根源・核になる原因、「もつれ」(※2)に働きかけていきます。その「もつれ」は、あなたが生まれる何世代も前から引き起こされていたり、繰り返し起きていたことかもしれません。そして、その「もつれ」は、家族の中で語られることがなかった「家族システム」の中にある集合意識(集合的無意識)の中に存在しています。
 ワーク後は、さまざまな出来事がありながらもあなたに命を紡いでくれた「家族システム」を尊重し、ゆっくりと時間を与えてあげてください。

 

(※1)家族システム
 ファミリー・コンステレーションにおける「家族システム」とは、その個人の家系・血縁(原家族やその祖先)だけではありません。それ以外に、家族の「命」に関わった人も含まれます。たとえば、家族の誰かを殺した人(加害者)や家族の誰かが殺した人(被害者)、生まれなかった胎児、戦争や大災害の時にともに生きながらえた人(亡くなった人)などが含まれます。

(※2)もつれ
 ファミリー・コンステレーションにおける「もつれ」とは、無意識のうちに、自分より前に生まれた「家族システム」の中の誰かが持っていた感情や感覚を、まるで自分のもののように持つ現象のことです。誰かと自分を同一化している状態とも言えます。同一化は、無意識のうちに引き受け、起こります。
 「もつれ」を引き受けていると、その誰かが抱いていた感情や、その人が経験した人生を再体験するような状況・出来事が、あなたの人生でも起こるのです。



コンステレーションで対応できる問題の例

【人生の充実】

・生きているという実感が湧かない
・満たされたと感じることがない
・いつも無性に何かを欲してしまう

・罪悪感がいつもあり、どうしてなのか理由が思い当たらない

・いつもなぜか悲しい感じがしている


・そこはかとない無力感や不安がある

・いつも自分の居場所がないと感じている

・この世に存在する権利がないような気がする

・何をするにも自信がない
・始めたことがいつも途中で頓挫してしまう・やめてしまう

 

・いつ死んでもいいと思っている
・自殺願望がある 

・いつも何かに怒っていて、やめたいけれどやめられない

・自分や誰か他の人を傷つけたい衝動に駆られるときがある

・いつも何かをしていないと落ち着かない

 

【金銭】

・どんなにお金を稼いでも、無駄使いをする

・お金を貯めることができない
・お金を得ること・稼ぐことに強い抵抗感・拒絶感がある
・お金や物を、誰かに奪われる・搾取されることがよくある
・万引きを繰り返してしまう

【人間関係・パートナーシップ】
・結婚したいと思うが相手が見つからない
・他者と親密な関係になるのが怖い

・友達と思える人ができない
・親密になろうとすると、自ら拒絶してしまう
・付き合う人はいつも恋人や妻子がいる人になる
・不倫を繰り返してしまう

・人とのつながりが感じられない

 

【家族・家系】

・家系に離婚している人や浮気を繰り返す人が多い

・女性(男性)として生まれてこなければ良かったと、ずっと感じている
・子どもができない・欲しくない
・自分の子どもや親、兄弟とまったく行き来がない

・家族内で争いが絶えない

・息子がいじめにあっている

・娘が登校拒否になった
・息子や娘が非行を繰り返す

 

【仕事・職場】

・一生懸命やっているのになぜか認められない
・何度もリストラになったり、勤め先がつぶれたりする

・部下に指示をしても無視される 

 

【暴力・ハラスメント】

・仕事を変えても、いじめやパワハラ、セクハラをされる

・付き合う人はいつもパワハラをする人ばかり

・他者との境界線の引き方がわからない
・必要以上にプライベートを干渉されることが多い

 



ワークショップについて

 ファミリー・コンステレーションのワークショップは、ファシリテーターと参加者合わせて、通常10~25名程度で行われます。参加者は、輪・車座になって座ります。
 ワークの進行は、ファシリテーターが行います。ファシリテーターは、ワークを安全に進めるための配慮(空調を整える、休憩時間などの時間管理、落ち着いた雰囲気でワークを行えるように場を整える、など)を行ったり、実際のワークを進めていく役割などを担います。

 

 1日に行われるワークは、通常2~4つ程度です。問題についてワークをしたい(する)人を募り、その人たちの中から、今ワークをする人を選びます。ワークをする人のことをクライアントと呼びます。
 クライアント以外の人たちには、ワークを行うとき、2つの役割のどちらか、または両方を担います。一つは、クライアントのワークを見守る人(ウィットネス=目撃者)、もう一つは、代理人(※3)です。

 

インタビュー

 

 まず、ファシリテーターがクライアントの抱える問題についてインタビューを行います。インタビューでは、その問題の”核”が明確になるように話をしていきます。なお、インタビューでは、抱えている問題の状況を細かく説明する必要はありません。
 そして、問題の”核”が明確になったのち、この問題についてコンステレーションで観ていくために、最初に誰を配置していくかを決めます。誰とは、多くの場合、クライアントの両親や祖父母など家系の誰かです。

 

配置する

 

 配置する人を決めたら、次は、クライアントがその誰かの「代理人」を参加者の中から選びます。誰を代理人として選ぶかですが、姿・容姿・年齢・性別・雰囲気などは一切関係がありません。代理人を選んだら、その代理人を参加者の輪の中のどこかに、代理人の背中を軽く押して配置します。
 代理人以外の人たちは、このワークを安全に進められるように見守ります。また、ワークの途中で新たな代理人として指名されることがあります。その時には、最初と同じように、クライアントまたはファシリテーターにより、輪の中に配置されます。

 

展開する

 
 ファシリテーターは、配置された代理人が体感していること、代理人の姿勢や視線、代理人同士の配置された位置関係などから、さまざまな情報を得ます。そして、クライアントの問題の核とどうつながっているのか、などを確認します。
 そして、新たな代理人を入れたり、配置されている代理人同士で言葉かけをするなどの働きかけを行い、問題の核となった「もつれ」の原因となる出来事と解決策を探していきます。また、ワークの途中でも、クライアントに短いインタビューをしたり、今の気持ちや状態などを確認しながら、共に探究していきます。

 

(※3)代理人
 代理人とは、ファミリー・コンステレーションのワークを行うとき、クライアントの家族の誰かなどの代理を行う役割のことです。代理人は、家族の誰かを演じるのではありません(そもそも代理人の元となるその人がどのような人が分からないため、演じることができません)。
 参加者の輪の中に代理人として配置されると、「家族システム」の集合意識から、自然と何かを感じとることができます。それは、寒気などの体感覚であったり、怒りなどの感情、どこかを向きたいという衝動であるかもしれません。その感覚などについて、手を挙げて伝えたり、ファシリテーターからの質問を受けてレポートします。
 なお、代理人を担うことで、自分自身を失う・自分ではなくなる、ということはありません。

 



ワークショップ日程

 開催予定が決まり次第、こちらでご案内いたします。

 また、開催希望も受け付けております。誰でも参加可能なオープン形式、会社や団体内で行うクローズド形式、仕事や恋愛・パートナーシップなどのテーマ別、ファミリー・コンステレーションの要素を日常生活に活かすためのミニワークショップなど、さまざまな形式やご要望へのご相談に応じます。ご質問・ご要望は「お問い合わせ」より、お気軽にご連絡ください。

 

開催予定

 

 2018年中に開催予定です。決まり次第、掲載いたします。

 

開催実績

<2016年>

 2016年 5月 東京都中央区

 2016年 7月 東京都中央区

 2016年10月 東京都中央区

 2016年12月 茨城県水戸市

 2016年12月 東京都中野区

 

 

<2017年>

 2017年 7月 広島県広島市



参加費

1dayワークショップ

 働きかけ(ワーク)を行う方   25000円

 働きかけ(ワーク)を行わない方 15000円

 

2dayワークショップ

 働きかけ(ワーク)を行う方   35000円

 働きかけ(ワーク)を行わない方 25000円

 

 本価格は、2019年6月30日までに開催するオープンワークショップに適用されます。

 また、会場やワークショップ主催者により、参加費が異なる場合があります。

 

機密情報・個人情報について

 

 知り得たクライアントおよびクライアントの家族の機微情報・個人情報について、ワークショップの場以外では守秘義務を遵守し、それらの情報について第三者に開示・提供・漏洩することはありません。口頭やメール、インターネットなどを含むすべての媒体を指します。

 また同様に、ワークショップの参加者に対し、参加条件・規約として、上記の守秘義務の遵守を求めます。